☆鏡開き☆
正月気分が完璧に抜けきらない今日この頃ですが、今日は鏡開きについてのお話をしてみようと思います。最近では鏡開きをする家庭は少なくなってきているかもしれませんが…
1月11日に、お供えしてあった鏡もちを手や木づちで割る正月行事を「鏡開き」といいます。
年神様にお供えした鏡餅をさげ、雑煮や汁粉をつくり、食べることで1年間病気をしないといわれています。
この鏡開きは、もともと二十日に行われていたそうですが、江戸時代の初めに幕府が武家の具足開きの日を十一日に定めた事から、現代でも十一日に鏡開きを行うのが一般的になったそうです
ところで、なぜ鏡開きというのかご存知ですか?
武家社会では「切る」「割る」という言葉は嫌われていました。鏡餅を開く時には、切るにつながる刃物は使わないのがしきたり。また、「割る」という言葉もおめでたい時には縁起が悪いので使わなかったのです。
つまり、この忌みことばは縁起がわるいので、運を「開く」と言う意味をこめて鏡開きとしたそうです。
昨年、私はケガと病気が多かったので今年は鏡開きをして病気にならないように、願掛けをしてみようかな…と思っています
written by 廿日市天神店