ハッピーフライト!
先日、久しぶりに映画館へ行き、「ハッピーフライト」を見てきました
内容を詳しく書いてしまうと、ネタばれになりますので書きませんが、一つの飛行機を飛ばすためにパイロットやキャビンアテンダント、グランドスタッフ、整備士、管制官などなどたくさんの職種と多くの人が関わっていて、またそれぞれの仕事にプロフェッショナルがいて。その仕事が一つにまとまって飛行機を飛ばすことができている。会社の歯車としてではなく、それぞれのプロが自ら考えながらこなしている様子に感動しました
ところで、みなさんは普段使っている医薬品が手元に届くまでにどのような過程を経ているかご存知ですか
医薬品は製薬会社で創られますが、化合物(薬の種)から医薬品となるまでにおよそ1900億円の費用と13~15年(それ以上)の時間がかかります。
その間、健康な人や少数の患者さんの協力によって薬の効果や用量、副作用などの情報を集めていきます(臨床試験といいます)。厚労省の認可後、世間に広く処方されていく訳ですが、薬(処方薬)は医師の診察や治療方針に従って、厳格に処方されます。
そして、薬局の薬剤師は薬の内容から逆に疾患を推測し、体質や用法用量をチェックし、薬を調合(調剤といいます)していきます。また、薬を複数飲んでいた場合、飲み合わせのチェックを行っていきます。
こうして、薬もたくさんの職種と多くの人によって安全に使用されていくのですね
written by 川内店