インフルエンザワクチンについて
10月1日よりインフルエンザの予防接種が開始となりました
そこで、インフルエンザワクチンについて調べてみることにしました
インフルエンザワクチンは、インフルエンザウイルスの感染性をなくした状態(不活化)で接種し、インフルエンザ
ウイルスの免疫を獲得することで、感染を防ぐことができるようになります
ワクチンを打って免疫を獲得した場合、有効期間は約5か月とされています
インフルエンザワクチンは、そのシーズンに流行すると予測されると判断された
ウイルスを用いて製造されています
現在、日本で流通しているインフルエンザワクチンは4価ワクチンであり、
インフルエンザウイルスA型株(2種類)とB型株(2種類)のそれぞれを培養して製造されています
ワクチンを接種してもインフルエンザにかかってしまう方もいらっしゃいます
接種したワクチンで免疫が得られなかったり、予測されていた型とは別の型の
インフルエンザにかかってしまうこともあるためです
また、インフルエンザワクチンは鶏卵を使って培養しています
卵アレルギーのある方でも、アナフィラキシーショックを起こすほど重度のアレルギーでなければ、
医師と相談の上で接種することが出来る場合が多いです
インフルエンザワクチンの目的は「ウイルスに感染しても発症を抑える」こと、
「発症しても重症化させない」ことにあります
感染自体を防ぐのではないことに留意する必要があります
インフルエンザの予防の基本は・・・
・十分な休養、バランスの良い食事
・手洗いうがいの励行
・咳エチケット、マスクの着用
・人込みをさける
・室内では加湿器などを使用して適度な湿度に保つ
そして、インフルエンザにかかったら・・・
・早めの受診
・安静と休養
・十分な水分摂取
・外出自粛
・マスクの着用
最後に、冬に向けてインフルエンザが流行しやすくなります
「かからない」、「うつさない」よう感染予防を心がけていきましょう
written by 新田店