2007年1月11日 (木)

しもやけについて。

木枯らしが吹く季節になると、耳や手足が赤くなってかゆくなる人はいませんか?1_4

原因は「しもやけ」しもやけは寒さによって起こる皮膚病で、病名は「凍瘡」といいます。寒くなると、血液の流れが悪くなり、それがなかなか回復しないために起こると考えられています。主に耳や手足に症状が出ることが多く、小指の頭ぐらいまでの赤紫色の斑点ができたり、指が赤く腫れ上がったりします。痛がゆいのが特徴で、暖まるとかゆみが増します。
しもやけはまず予防が大切です!

★予防として★

保温第一!外出時に手足や耳を寒さから守りましょう。
手袋、靴下、耳当てやマスクなどを着用するのが基本です。

湿気を避ける!
湿気もしもやけを起こしやすくするので靴下が湿ったら取り替え、手足が濡れたら乾いたタオルでよく拭き取ること。

きついサイズの靴、靴下は履かない!
足を圧迫し、結果的に血液が循環しにくくなるので注意しましょう。

入浴時のマッサージ!
入浴中に手足のマッサージをしっかり行うのもいいでしょう。        
                     
それでもしもやけになってしまったら・・・

★薬物療法★
薬を使った治療としては、ビタミンE軟膏やヘパリン類似物質などの血行促進剤を使いますが、腫れや炎症が強い場合にはステロイド外用剤も有効ですし、血行をよくする薬や、かゆみ止めの薬を飲んだりすることもあります。

ちなみに、子供の頃しもやけによくなっていても、成人すると自然に治ることがほとんどのようです。・・・が、私は成人してだいぶ時間がたった今でも毎年しもやけになります。靴下を履くのが嫌いで年中裸足でいるのが原因だとはわかっているのですが、まあ毎年のことなので・・・今となってはしもやけは冬が来たと実感できる、自分内風物詩の1つとなっています(^^;

2_3
written by 川内店

2006年12月 1日 (金)

インフルエンザのお話

寒い時期になりました

Photo_12
            

いまのところ、インフルエンザの流行はありませんが、これからは寒さも厳しくなり、インフルエンザも本番の時期を迎えます。
インフルエンザの典型的な症状は、突然の38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身症状と、やや遅れて出現する咽頭痛、鼻汁咳などの呼吸器症状です。

Photo_13                      

インフルエンザにかからないためには
最も確実な予防は流行前にワクチン接種を受けることですが、接種してから効果がでるのに2週間ほどかかります。

空気が乾燥すると、インフルエンザにかかりやすくなります。
のどの粘膜の防御機能が低下するためですので、外出時にはマスクを利用したり、室内では加湿器などを使って適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。Photo_14
             

十分に休養をとり、体力や免疫力を高め、常日ごろからバランスよく栄養をとることも大切です。
帰宅時のうがい、手洗いも、おすすめします。

インフルエンザにかかってしまったら
おかしいと思ったら、早めに病院で診てもらいしましょう。
発症から48時間以内であれば、インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬が処方されるようになりました。
早ければ早いほど効果的です。

              written by 廿日市天神店