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2007年4月20日 (金)

紫外線がこわいです(-_-)

新緑の眩しい季節になりました。薬局から一歩出ると街路樹の緑が気持ちいいです。天気の良い日はどこかへ出かけたい!と思うのですが、それと同時に紫外線を浴びたくないっ!とも思ってしまいます。               私は、美白ケア化粧品やエステにそうそうかけていられず、もっぱら紫外線予防の方に徹しています。紫外線の強い10~14時はできるだけ外に出ない、日傘・帽子の着用、半袖の季節は面倒さに負けることもありますが車の運転中に手袋もしています。                                     

まず、★紫外線★について

紫外線A波(UV-A):生活紫外線ともいわれます。肌を黒くし長時間かけて肌の弾力を失わせ、シワやたるみの原因になります。窓ガラスを通ります。

紫外線B波(UV-B):レジャー紫外線ともいわれます。肌を赤くし炎症を起こさせ、時間がたつと肌は黒くなり、シミやシワの原因になります。窓ガラスを通りません。

紫外線C波(UV-C):オゾン層に吸収され地表に届かないが、殺菌力があり皮膚ガンの原因になります。

紫外線はシミやシワなどの肌の老化だけでなく、肌トラブルの一番の原因になる乾燥を引き起こしたり、アトピー性皮膚炎を悪化させたり、皮脂の酸化によるニキビの原因になったり、また体質によっては紫外線に対してアレルギー反応を起こしてしまうこともあります。 

そして、★日焼け止め★ SPFとPAという表示があります。                                  

SPF:UV-Bからお肌を守る効果を数字で表示しています。SPF1のレベルは夏に日本人が日焼けする標準時間20分の紫外線カット力とされています。                                                       (例)SPF30…30×20分=600分 つまり10時間カット

PA:UV-Aからお肌を守る効果を、+(効果ある)、++(かなり効果ある)、+++(非常に効果ある)で表示しています。

日焼け止めの量はパール1~2個分が目安となっているので、しっかり塗らないと数値分の効果が期待されません。汗などで落ちることもあり、塗り直しも必要です。

日焼け止めには、紫外線吸収剤と散乱剤が含まれています。

紫外線吸収剤:紫外線を吸収し皮膚に到達させないようにする成分です。紫外線カット力は強いが、人によっては刺激になることがあります。                                                                紫外線散乱剤:紫外線を反射させ皮膚に到達させないようにする成分です。散乱剤だけでは紫外線カット力は強くないが、安全性が高く刺激が弱いです。

お肌が過敏な方ノンケミカル処方紫外線吸収剤を含まず、紫外線散乱剤のみを含む)と表示された日焼け止めを選ばれた方が良いでしょう。

オゾン層破壊やCO2増加による紫外線や気温で恐ろしいことになる前に、一人一人が地球環境にやさしいECOのことを1日1回考えてみませんか!?    

Photo_5  

←薬局前の風景です。

written  by  西条中央店