…近江の奇祭 勝部の火祭り…
こんにちは!!栗東店の岡本です
栗東店がオープンしてもうすぐ半年・・・私が何とかやってこれたのもまわりの皆さんのおかげです。感謝 感謝
今日は私の地元のお祭りを紹介します
栗東店は栗東市と守山市の境にあるのですが、その隣の守山市の駅をはさんで勝部神社と住吉神社で火祭りが行われます。毎年1月の第2土曜日に行われる勝部の火祭りは滋賀県を代表する荘厳かつ勇壮な祭りで滋賀県の三大火祭りの一つです
昭和33年に「県選択無形民俗文化財」に指定されました
今から800年前 土御門(つちみかど)天皇の病気祈願から始まった火祭りは大蛇にみたてた松明(たいまつ)16基を神社の境内に運び入れるのですが、直径約4m 長さ約5~6m 重さ約400kgもあるのでちょっとやそっとではいかないんです
クライマックスの点火がされた時 真っ暗な神社が昼間のような明るさになり16基の松明が一気に燃え上ってオレンジ色の炎が十数メートルにも立ち上がり、境内は数分の間火の海となります寒夜なのにあつくて見物人も後ずさりするほどです。その炎の前で褌姿の若者は円陣を組んで掛け声をかけながら乱舞します
火勢が弱まると私たちは残された火で暖をとりながら今年1年の無病息災を祈願します
毎年火祭りの日は雨や雪.みぞれがふって寒い日が多く裸体に褌姿の若者の体から湯気が出るほどですが、今年は例年より暖かかった様に思います
住吉神社は大蛇の頭をみたてた松明の奉火があるのですがそれはまた来年…次の機会にでも紹介します
written by 栗東店