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2007年7月12日 (木)

尿路結石について・・・

Photo 尿路結石とは、尿中のカルシウム、マグネシウム、尿酸などが腎臓で結石となり、尿管や膀胱などにつまって激しい痛みを起こす病気です。

結石ができた場所によって腎杯結石や腎盂結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石などと呼ばれています。

1995年に発表された日本での尿路結石の全国規模の調査結果によると、約15人に1人が一生のうち一度は結石に悩まされるというくらい、尿路結石は頻度の高い病気なのです。男性が女性の2倍以上を占め、青年期から壮年期にかけて多く発症します。

代表的な症状は結石が尿管内に嵌入すると、側腹部から背部にかけて激しい疝痛が出現します。疝痛の多くは悪心、嘔吐、冷汗、腹部膨満などの症状を伴います。

1センチ以下の小さい尿管結石は水分を多く摂り、運動をすることで自然に排石されますが、自然排出が困難な大きさの結石の場合は、外科的治療である体外衝撃波治療や内視鏡手術治療などが適応になります。激しい疝痛には非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)かオピオイドの投与で軽減されます。

再発予防としては、水分摂取が推奨されており、1日2リットル程度の尿量をキープすることが大切です。

疑わしい症状があるなら私の様に我慢せず、すぐに泌尿器科の診断を受けましょう。

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written by 西条中央店(石男)