出汁って大切!
先日、息子が通う高校の研修会に参加しました年に一回開催されるこの会、今年は京都・祇園の老舗料亭「菊乃井」の主人、村田吉弘氏の講演でした
TVで拝見しているとおりの大きなお身体ユーモアたっぷりの京都弁の講演は、楽しいだけでなく日常のお料理にも役立つものでした
印象に残ったのは、村田氏が何度も「和食は『だし』が大切でっせ」と言われていたことです懐石料理は一食当たり約65品目も入っているのに、1000kcal程度しかなく、それは「だし」がきいているからだと
世界中の料理で「だし=旨味」を基調にしているのは日本だけ、他国の料理は油脂が中心になって作られているのだそうです
最近の研究で、昆布は60℃のお湯で1時間煮出すと、グルタミン酸(旨味の一種)がよく出ることが分かってきたそうです
へぇ~ほぉ~と感心しつつ、だしをとるのって面倒くさいよね~と、ママ友とひそひそ話をしていたところ、参加者全員にお土産が配られました
菊乃井の万能だしですわざわざ、だしとることないやんと母たちは大喜びでした
すこし甘めのこのおだし、美味しくて便利なんです皆さんも一度お試しあれ
Written by 桜野町店