薬学実習受け入れ
薬学実習生を受け入れ、1か月が経ちました
代表的な薬局製剤を3製剤作製しました
感冒剤13号Aは7種類の成分を乳鉢で混合した後、篩にかけ分包します
「なかなか均等にならないな~」とつぶやく声が聞こえてきましたが出来上がりは重量偏差範囲内、さすがです
次は、インドメタシン1%外用剤で、市販品と同様の容器に入れ完成
さて、痛みはとれるでしょうか
最後は誰もが知る葛根湯です
甘味の後に苦味を感じるカンゾウ、特徴的な芳香のケイヒなど7種類の生薬原料を1日分ずつを一つ一つ秤量、ティーパックに入れ完成です
普段はエキス顆粒に慣れ親しんでいますが、刻みは漢方薬らしくていいですね
私は学校薬剤師に関する項目を担当しました
環境衛生検査は学校において生徒達が快適で安全に過ごせるような環境を作るための
やりがいのある仕事で、地域とのつながりが感じられます
検査は学校に出向きますが、1年を通しての業務の為、実習期間中にできない検査は
薬局で行いました
私の市は平成歯科保健に力をいれていますので、市内小学生のフッ化物洗口液の調整を学校薬剤師が担っています
歯科衛生士さんよりフッ素の効果を伺い、医療機関との連携も学んでもらいました
積極的な実習生さんはどんどん質問してくれるのでうれしい悲鳴です
Written by 栗東店