2008年7月26日 (土)

土用の丑の日

7月24日は「土用の丑の日」でしたねflair

今年は中国産ウナギの産地偽装事件や国産ウナギが盗まれるといった事件があったり、連日ニュースでウナギウナギと耳にしていたような気がします。

ところで、土用の丑の日がどういう日であるかをご存じでしょうかsign02
土用とは古代中国で考え出された思想の陰陽五行説に基づき割り当てられた期間です。
五行(木火土金水)五時(春・夏・土用・秋・冬)を四季に割り当てた期間で、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれ前18~19日間(各季節の終わり)のことです。年間に4回あり、相生の火生土の関係で夏の土用が特に注目されています。

丑とは年・月・日・時の順序を示すための符号で十二支の2番目のことです。丑が18~19日間内で先に来ると二の丑(期間中二回目の丑の日)があります。ちょうど今年はその年で、8月5日が二の丑にあたります。

では、なぜ土用の丑の日にウナギを食べるようになったのかsign02

夏バテ防止のためにウナギを食べるという習慣が定着したのは江戸時代中後期になってからです。売り上げ不振に悩んだウナギ屋から相談を受けた平賀源内が「本日 土用の丑の日」と看板に書いて貼り出させたところ大繁盛したのがきっかけと伝えられています。

ちなみに、丑の日に「う」のつくもの(うどん、うり、梅干しetc・・・)を食べると体にいいとの言い伝えがあるそうで、「うなぎ」が合致したと考えられます。

もしも平賀源内が相談されたのが漬け物屋さんだったら「土用の丑の日には梅干しを食べよう!」という習慣ができていたのかもしれませんね☆そう考えると平賀源内に相談したのがウナギ屋さんでよかったな~と思ったり・・・・・ちょっとせこいでしょうか(笑)

そんな土用の丑の日にミント薬局では、2月3日の恵方巻(2月のブログ参照)に続いて「うな重」が全店舗に配られましたhappy01

おいし~~~!幸せ~~~!と騒ぎながら、みんなでおいしくいただきました♪♪♪

T社長、本当にありがとうございましたっ(^▽^)

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written by 川内店

2007年11月27日 (火)

静電気ってコワイ!

静電気でも火災が起こることをご存知でしょうか?

近年、セルフガソリンスタンドによる事故が増加しています。
もし、体に静電気をいっぱいためた状態で車から降り、ガソリンタンクの給油口を開けた時、運悪く静電気の火花が指先で発生したら・・・ガソリンの蒸気に触れ、火災になることも考えられます。

セルフガソリンスタンドでの静電気による火災事故の動画はこちら↓

http://jp.youtube.com/watch?v=7KK48hQ78Kk

というわけで、静電気はと~ってもコワイ!

そこで今日は静電気についてお話します。

静電気とは
地球上の物質には必ず電気が存在し、電気は「+」と「-」の電気で構成されています。この二つは、両方のバランスを保つことによって安定しています。

ですが、この電気に、「摩擦」や「強い力」が加わると、安定度の弱い「マイナス電気」が剥がれてしまい、「プラス電気」だけが物質に残り「帯電状態」になります。
この状態で、電気を通しやすい物質にさわると、マイナス電気を失った「プラス電気」は、電気を通しやすい
乾燥した空気を利用して、金属部などに残るマイナス電気と結合しようとします。その結合の瞬間に私達が静電気と呼ぶ「放電」が発生します。静電気は、プラス電気とマイナス電気が結合する時に発生する電気の放電なのです。

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*マイナス電気とプラス電気が結合する時に静電気が発生する。

帯電列表
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※近い位置同士での接触・摩擦した場合は、比較的帯電量が小さく、遠くなると大きくなる。

対物放電の際のショックレベル

-帯電電位-
1000V 全く感じない
2000V ブルッと軽く振動を感じる
3000V 強く振動を感じるが、痛みはない
4000V ショックとチクッと針で刺されたような痛みを感じる
5000V 火花が出て(スパーク)腕まで痛みを感じる

気象条件

気温15℃以下、湿度55%以下の乾燥状態が大きい程、強く発生します。
静電気と湿度の関係は強く、湿度が高い夏場は自然放電され、乾燥した冬場は自然放電されず体内に溜まりやすくなります。

静電気を体に溜めているとどうなるの?

ドアノブに触った時や車のキーを挿し込んだ時の衝撃は勿論ですが、静電気と反応しやすい栄養素、特にビタミンCカルシウムが尿の中に押し出され、さらに体外へと排出されてしまうのです。肌にもよくないですね

◇ビタミンCの欠乏…しっしん、肌荒れ
◇カルシウムの欠乏…骨粗鬆症 根気、集中力がつきストレス、イライラなど

静電気を予防しよう

静電気は、摩擦で発生します。静電気の発生量を抑えることは不可能に近いため、発生した分を放電してしまうという考え方のほうがよいでしょう。
例えば、室内では加湿器などで一定の湿度を保つ事等が有効です。
静電気除去グッズも数多く市販されています。

薬局内も静電気と日々闘っていますpunch

ドアノブ触るたびにバチッと・・・4_2

そこでこの静電気軽減シートを使用しています。

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効果はありますので、気になる方はぜひお試しくださいgood

written by 川内店

2007年11月 6日 (火)

きのこの話!

ようやく寒くなり始めて、夏に疲れた胃腸に冷えやストレスが加わりやすくなります。

そうなると、腸内の環境が悪くなって有害物質がたまりやすくなるんです。

そんな時、きのこにおまかせhappy01

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きのこ類には、有害物質の排出を促す食物繊維がたっぷり!

お通じがよくなると、腸内の善玉菌が増えて、免疫力もアップします。

きのこ類は、エネルギーが低く、糖質や脂質の代謝に働くビタミンB2、骨や歯を強くするビタミンDなどを多く含む健康食品。

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また、特有成分「β-グルカン」には免疫機能を活性化する作用があるので、これからの季節はかぜ予防にも役立ちますよ(^_-)-

今の時期温かいスープなどでとるのがお勧めですsun

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written by 廿日市天神店

2007年7月14日 (土)

防火管理者!?

今回二日間に渡って、「甲種防火管理新規講習」を受講してきました。

あまり聞き慣れない言葉かと思いますが、消防法により法規制されているもので、多数の者が出入し、勤務し、又は居住する防火対象物で,政令で定める防火対象物は防火管理が義務づけられてます。

わかりやすく言いますと、行動力にハンディキャップがあり、火災が発生した場合に人命に及ぼす危険性が高い方を収容している施設、また従業員や患者さまの数の合計の収容人数が30名以上になる施設(消防署は待合室のイスの数で判断したようですが・・・)は防火管理者の届出義務があり、現在は罰則規定もあるようです。

つまり、薬局、診療所、病院等は「特定防火対象物」と呼ばれ、消防署へ防火管理者を届出し、防火管理者が消防計画を作成して提出義務があるようです。

この二日間の缶詰講習会で防火管理者の資格が取れたようです(資格と言うのは適切か分かりませんが・・・)

これを機に、防火というものを意識して、消防計画を作成してみようと思います。

最後に小テストがありましたが、その中の問題を一つ!

Q、火災が発生したら通報・連絡→初期消火→避難誘導の順に行動する(○か×か)

A、×です。役割分担を消防計画においてあらかじめ決定しておいて、防火管理者の指示に従い順不同(同時進行)に行動する。

かなり、責任重大な役割のようです(-_-;)

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written by Taniguchi

2007年4月20日 (金)

紫外線がこわいです(-_-)

新緑の眩しい季節になりました。薬局から一歩出ると街路樹の緑が気持ちいいです。天気の良い日はどこかへ出かけたい!と思うのですが、それと同時に紫外線を浴びたくないっ!とも思ってしまいます。               私は、美白ケア化粧品やエステにそうそうかけていられず、もっぱら紫外線予防の方に徹しています。紫外線の強い10~14時はできるだけ外に出ない、日傘・帽子の着用、半袖の季節は面倒さに負けることもありますが車の運転中に手袋もしています。                                     

まず、★紫外線★について

紫外線A波(UV-A):生活紫外線ともいわれます。肌を黒くし長時間かけて肌の弾力を失わせ、シワやたるみの原因になります。窓ガラスを通ります。

紫外線B波(UV-B):レジャー紫外線ともいわれます。肌を赤くし炎症を起こさせ、時間がたつと肌は黒くなり、シミやシワの原因になります。窓ガラスを通りません。

紫外線C波(UV-C):オゾン層に吸収され地表に届かないが、殺菌力があり皮膚ガンの原因になります。

紫外線はシミやシワなどの肌の老化だけでなく、肌トラブルの一番の原因になる乾燥を引き起こしたり、アトピー性皮膚炎を悪化させたり、皮脂の酸化によるニキビの原因になったり、また体質によっては紫外線に対してアレルギー反応を起こしてしまうこともあります。 

そして、★日焼け止め★ SPFとPAという表示があります。                                  

SPF:UV-Bからお肌を守る効果を数字で表示しています。SPF1のレベルは夏に日本人が日焼けする標準時間20分の紫外線カット力とされています。                                                       (例)SPF30…30×20分=600分 つまり10時間カット

PA:UV-Aからお肌を守る効果を、+(効果ある)、++(かなり効果ある)、+++(非常に効果ある)で表示しています。

日焼け止めの量はパール1~2個分が目安となっているので、しっかり塗らないと数値分の効果が期待されません。汗などで落ちることもあり、塗り直しも必要です。

日焼け止めには、紫外線吸収剤と散乱剤が含まれています。

紫外線吸収剤:紫外線を吸収し皮膚に到達させないようにする成分です。紫外線カット力は強いが、人によっては刺激になることがあります。                                                                紫外線散乱剤:紫外線を反射させ皮膚に到達させないようにする成分です。散乱剤だけでは紫外線カット力は強くないが、安全性が高く刺激が弱いです。

お肌が過敏な方ノンケミカル処方紫外線吸収剤を含まず、紫外線散乱剤のみを含む)と表示された日焼け止めを選ばれた方が良いでしょう。

オゾン層破壊やCO2増加による紫外線や気温で恐ろしいことになる前に、一人一人が地球環境にやさしいECOのことを1日1回考えてみませんか!?    

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←薬局前の風景です。

written  by  西条中央店

2007年2月17日 (土)

サプリメントの正しいとり方

季節の変わり目は、体調を崩しやすくなりますね。病院へ行くほどではないけど、何とかしたい時はサプリメントがお薦めです。
そこで、サプリメントの正しいとり方を紹介します。
サプリメントの持つ力を引き出し、より“効果を高める”方法はまずマルチビタミン・ミネラルを摂取して土台を整え、次に抗酸化サプリをとる。さらに必要に応じて不調対策サプリをとるという3ステップ法です。

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ビタミンやミネラルは協調して働くことが多いため、 過不足なく摂取することが重要です。多くの成分を含むマルチビタミンミネラルでビタミンやミネラルの不足をまず補います。
より積極的に健康状態を底上げしたい人は、マルチビタミン・ミネラルに加えて、
コエンザイムQ10αリポ酸といった抗酸化サプリを摂取すると良いです。そして、それでも体調が良くならない人、特定の不調がある人は、ハーブサプリなど、不調対策サプリを加えてみましょう。しかし、薬を服用中の方は薬との飲み合わせが悪いサプリもあるので必ず『かかりつけ薬局』で相談してからお飲み下さいませ(^^)/~~~Photo_17 

Written by 西条中央店