ハワイに旅行した際にアラモアナSC近くの世界最大の売上規模を誇るスーパーマーケットのウォルマートが運営しているWalmartPharmacyを訪ねてみました。
薬局の前には『メディケア(高齢者および障害者を対象にした公的保険)の相談カウンター』があり、相談を待つ人でごった返していました
アメリカの保険はメディケアとメディケイド(低所得者を対象)の二つが公的保険の社会保障プランであり、その他の大勢の国民は民間の保険者の医療保障プランに加入しています
現在オバマ大統領が弱者保護を目的とした公的保険の拡大を目指していますが、日本(保険料と税による社会保険方式)もイギリス(税方式)やフランス(国民の99%を対象として保険料と目的税による社会保険方式)のように『国民皆保険制度』を維持する為には、増税はやむなしという議論もあります。が、しかし今の日本やアメリカの経済状況では・・・。
この論議は非常に長くなりそうなので、今回はコメントを控えさせて頂きます。
またセルフメディケーションの国アメリカでは国内ではまだOTC化されていない薬剤が普通に陳列され販売されていました
ちなみにザンタックは『As Advertised』と広告の品とでも訳すのでしょうか、貼り紙を外してみると特価販売されていました
また写真にもあるPPI薬の後発だと思われる薬剤の製造元はequate社という会社でウォルマートが独自に作ったストアブランドのようです。
弊社の店舗も当初はWalmartPharmacyのカウンターの色・サイン等を参考にしており、非常に懐かしく思い出されました
またアロハスピリット(真心をこめたサービス)を理念に掲げているようで、おそらくマネージャーと思われる男性の薬剤師の服薬指導を聞いていると、笑顔で対応し、非常に患者様の満足度が伝わってくるものでした
ハワイ(オアフ島)に行かれた際には、ウォルマートにお土産を買いに行くついでに薬局を覗いて見られてはいかがですか
Written by TANIGUCHI