高野山
こんにちは、桜野町店のNです
以前より行ってみたかった、高野山
弘法大師が、開いた道を鎌倉時代に整備したという町石道が、ほとんどそのまま残っていて、
2004年には、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました
今回は、その歴史ある道をすべて歩き、そのあと奥の院まで足をのばしてきました
長い険しい道ですが、一町(およそ109m毎)毎に、道案内の町石が建てられていて
気持ちを前向きに持つことが出来て、足を進めることが出来ました
当時でも 一町ごとに 高価な石を築く事は、大変な負担だったそうです
その過去の偉人さんたちが寄進された記名入りのたくさんの町石を
巡りながら歩くのも楽しかったです
杉木立の歴史ある道を鎌倉時代の人も江戸時代の人もこうして
一歩ずつ歩かれていたのかと思うと タイムスリップした気分になりました
山道を歩くのは、大門までで、そこから奥の院までは、観光の道にはいりました
奥の院までは、大門から始まって37番まで町石がありました
奥の院の入り口の一の橋から御廟までの参道には、
20万基を超える諸大名の墓石や、慰霊碑等が、杉木立の中に立ち並んでいて、
雨も降っていたためか、お昼というのに 暗くて独特の雰囲気がありました
慈尊院の登山口から奥の院まで今回歩いた距離は、
25,8㎞ 上り1785m 下り1070mとなりました
長い道でしたが、1200年間続いてきた道を私も歩くことが出来て満足でした
written by 桜野町店